一言でシルバーアクセサリーを作ると言っても地金の板を叩いたり曲げたり削り出したりではプロには当たり前の作業でも初めての人には大変です。 それはなぜかわかりますか? それは硬い金属を加工する為には工程ごとに数々の種類の工具が必要になりそれに伴う技術力、また使用用途に応じて各種高価な地金、(貴金属)材料を用意しなければいけないからです。 そこで今現在、最も一般的で初めての人でも扱いやすいハードワックスを使ったシルバーアクセサリーの作り方の紹介をしていきたいと思います。 さてハードワックスとはどんな物なのでしょうか? まぁ簡単に言ってしまえばロウソクのロウみたいなものです。表面はサラッとしていて比較的簡単に糸ノコで切断したり彫刻刀で彫ったりヤスリがけしたりと加工がしやすい物質です。 もし製作途中でワックスが割れたり、ひびが入ってしまっても、割れた部分を熱で溶かし込み盛り付ければ簡単に元の状態に修復することができます。またアートクレイの様に縮まないのでリングなどもそのままのサイズで仕上がります。そんな素材を自分の好きなデザインに加工して完成させるのがあなたの作業です。 あれっ? このままじゃ素材がシルバーじゃないですよね。ただのワックスで出来た物体です。でもご心配なく! ここからのニックの仕事によってあなたの作ったワックス作品がそのままシルバーのアクセサリーとして生まれ変わるのです。製作されたワックス作品は、 安心サポートの完成仕上げサービスをご利用ください。
下の映像の見方は最初に、中央見出し部分のオリジナルシルバーアクセを作ってみよう!映像右下のPLAYボタンを押してスタート。 PLAYボタンを押すごとに次の場面に移ります。 終了後は製造工程枠内下のニックのお仕事のボタンを押してPLAYボタンで続きを ごらんください。 このページは下に長いのでお見逃しのないように・・・・
-
[ワックス]
これらはアーテックまたはGOSHO TOOLで購入する事が出来ます。
有限会社アーテック TEL045-982-2810・GOSHO TOOL TEL03-3836-3160 - [糸ノコ]・[やすり]・[スパチュラ (彫刻刃でも可)]・[サンドペーパー]・[歯ブラシ] などです。
以上は上記他お近くのホームセンターなどでも手に入ると思います。 - 誰でも簡単に!ビギナーズセット 詳細はこちらのページです
| ■ サンドペーパー | ■ すり板マニュアル | ■ 糸ノコマニュアル |
| ■ スパチュラ | ■ ドリルの刃 | ■ 凸絵文字を描こう |
| ■ ワックスの削り方 | ■ ワックスが割れてしまう |
※各画像は、クリックすると拡大表示されます。


- サンドペーパーのざらついた表面を表にして折り曲げます。
- 1.

- カッターナイフなどで折り目の中心から外に向かって刃先を滑らせて裁断します。扱いやすいサイズになるまでこれを繰り返します。
- 2.





- スパチュラの尖った先端を使い、彫りたい絵柄をワックスに下書きします。
- 1.

- スパチュラ映像2右端の刃先を使って絵柄の中心を拾いながら均等に掘ります。注意点は一部分だけを彫らずに上から下へ流れる様に彫る事です。
- 2.

- ある程度、深さが決まったら刃先は常に中心を維持しながら刃の側面部分を広げたい方向へ倒しこみながら側面部分で削って行きます。
- 3.

- こつは外枠から彫らずに必ず中心を決めて、それを基準に刃の側面を使い押し広げるように削って行くことです。
- 4.



- パーツはすり板 (左側) とクランプ (右側)、この2点です。
- 1.

- すり板の溝のある部分を上にして丸い穴の下からクランプ (スチール製) を差し込んですり板の溝に合わせます。
- 2.

- 取り付けたい机の天板の厚みに合わせてネジを回し締め付けます。ここではしっかりと固定してすり板が動かないようにすることが重要です。両面テープを貼るか、薄いゴムシートをすり板と机の天板との間に挟みこめば、より固定されます。
- 3.



- 穴を開けたいワックスの部分にドリルの刃を押し当てます。
- 1.

- ドリルの刃を時計方向にゆっくりと押し付けながら回転させます。裏面からドリルの刃先が見えたら一度に開けてしまわずに今度は裏面から同様に開け直した方がきれいに開きます。
- 2.

- ドリルはホームセンターなどでその都度、必要なサイズを購入すれば良いと思います。
- 3.



- 製作途中でワックスが割れる事は良くあることです。
- 1.

- 今回は割れた部分が大きいので熱の保存性の高いスパチュラ映像3の中央の先端をアルコールランプで温めますが、温度は練習してつかみましょう。
- 2.

- 割れた接合部分がずれないようにしっかりと固定します。
- 3.

- 割れた部分の溝に沿って熱くなったスパチュラを半分ぐらいの深さに差し入れ、溝に沿って移動させ仮止めします。この状態で十分留まっているはずです。
- 4.

- 再びスパチュラを温め直し、ワックス材からワックスをスパチュラに盛り付けます。
- 5.

- 温度が下がる前にそのワックスを再び割れた部分に盛り付けます。
- 6.

- ここで注意することは、スパチュラを再びアルコールーランプで温める際、残っているワックスを必ず拭き取ることです。なぜならワックスが付着している状態でスパチュラを火にかけるとワックスが燃えて焦げ付いてしまうからです
- 7.

- 表面・裏面とバランスよくなるように映像2〜7までを必要に応じて繰り返します。
- 8.

- ワックスの余分にはみ出た部分は後から削って修正できるので、表面からへこまない様にワックスを盛り付けていきます。
- 9.

- スパチュラまたはヤスリで荒削りしてサンドペーパーで仕上げましょう。
- 10.




- 糸ノコにノコ歯を取り付ける為にはノコ歯の方向を見なければなりません。引いた時に切れる向きを映像で見てください。
- 1.

- ノコ歯の向きが決まったら取っ手側のネジを緩めてノコ歯の端を15〜20mm程しっかりと挟み込んで締め付けます。
- 2.

- 左手で糸ノコ本体前部をしっかりつかんで手前に引っ張りながら後部同様にノコ歯を挟み込んで締め付けます。本体前部から手を離した時にノコ歯がピーンと張っている事を確認します。
- 3.



- スパチュラを温めます
- 1.

- スパチュラ先端でワックス材からワックスを溶かし出しますがハードワックスと違いワックスモデル用ワックスは溶解温度が低いので高温では付着させることは出来ません。
- 2.

- 表面張力をうまく使いスパチュラの先端にワックスを載せる感じで付着させます。
- 3.

- スパチュラの温度が下がる前に盛り付けたい部分にワックスを乗せて行きますが、その時温度が高すぎると盛り付かず周りに流れてしまいますので温度は感覚で覚えてください。
- 4.

- 感覚さえつかめればこの様に絵文字を描くことが出来ますが、一番良いのは温度を一定に保つ事が出来るヒートペンが便利でしょう。
- 5.








