象牙・自然素材部門

象牙の削り方
象牙は硬い物質と思われがちですが動物の歯・牙・骨と呼ばれる物の中では密度が濃い割にやわらかく黒檀などの比較的堅い木材となんら変わることのない加工性で、むしろサクサク削れる歯切れの良い素材です。ここでは象牙の削り方を写真を交えてご説明したいと思います。
1.象牙を削って、パーツを作ります。用意するものは、糸ノコ・ヤスリ・サンドペーパー#120#230#400・リューターです。
2.シルバーのトップに使うオニキスなどの天然石(カボションや平板)の代わりに、象牙を削ってパーツを作ります。
3.まずは石枠にはまる型紙をつくり象牙に下絵を描き、糸ノコで線に沿って切り出します。
4.紙ヤスリを使い、枠に合わせながら削っていきます。(荒目の平ヤスリでもかまいません)
5.400番以上の目の粗くないものを使い枠に入るように微調整します。
6.カボションにするため表面の角を、ヤスリ・リューターで削っていきます。粗めのサンドペーパーを使い撫でるように弧を描くと簡単にきれいな曲線を出すことができます。
7.写真左・糸ノコで切り出した状態 中・カボションに削り出した状態 右・表面を磨いた完成品
8.次は四角の枠に合わせて、象牙を削ります。(荒目の平ヤスリでもかまいません)
9.入れ心地を確かめながらすき間ができない様に微調整します。
10.表面にエメラルドカットの面を、荒い平ヤスリ・サンドペーパーなどで削っていきます。
11.削り面の仕上げは400番以上の目の粗くないヤスリを使います。
12.写真左・糸ノコで切り出した状態 中・エメラルドカットの面を削り出した状態 右・表面を磨いた完成品
13.写真左・糸ノコで切り出した状態 中・表面を削り出した状態 右・表面を磨いた完成品
14.自然素材の独特な雰囲気でオニキスなどとは違った味がでます。
15.象牙のドクロを作ります。まず象牙に下絵を描きます。
16.ドクロの輪郭にそって削り出します。荒め、中目と段階を追ってヤスリを使い輪郭を出します。
17.輪郭の調整をしながら、ドクロの目を彫っていきます。目の位置・大きさでドクロの表情が決まってしまいますので、バランスをみながら進めます。
18.おでこ・頬・鼻などの起伏に合った刃物に替えながらリューターで削っていきます。
19.表面の処理は400番以上の目の粗くないものを使います。
20.リューターのまめバフを使い仕上げて完成です。
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